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また憶測で過剰報道のマスコミ

2006/08/18 15:10

 

お休みをいただいて、気分はリフレッシュ♪
その間、靖国とかテロ未遂とかいろいろありましたね。

 


 

ソクラテスの死
ダヴィッド、1787年
ニューヨーク、メトロポリタン美術館

 

 

 

 

また、推測だけでマスコミが大騒ぎしています。

 

さて、事件後の流れをざっと調べてみました。

 

1996年

12/26  コロラド州ボルダーの自宅で、母親が朝ジョンベネちゃんの身代金を要求する手紙を発見。警察が誘拐事件として捜査開始。
午後、父親が地下室で遺体を発見。
1997年

4/30   警察が両親から事情聴取。
5/1      両親が会見し殺害や虐待疑惑を全面否定。
8/13    最高裁の開示命令を受け、当局が検視報告書の全容を公表。
10/10   警察署長が捜査責任者の更迭を発表し、現場保存などの初動捜査のミスを事実上認める。
1999年

10/13   ボルダー郡大陪審が「起訴に足る十分な証拠はない」と発表。事実上、捜査打ち切り。
2006年

6/24     ジョージア州アトランタで母親が病死。
8/16    バンコクで元小学校教諭のカー容疑者を逮捕。

 

この間、事件発生当初からの警察の初動捜査ミスで

 

両親に疑惑の目

 

方針を間違えたのにも関わらず、後に検証することなく情報を流し続け、

 

児童虐待

 

などの扇動的用語とともにマスコミ報道は過熱しました。

特に、

 

三流メディア、タブロイド紙の報道はひどかった

 

徹底的に両親犯人説を報道し、次第に他のメディアも追随する結果になりました。

 

こうした報道のため、結局、父親のジョンさんは職を失い、転居も余儀なくされました。

16日には、ジョンさんの弁護士は

 

最も低俗な冤罪

 

とメディアを批判しましたが、報道被害により様々なものを失った父親、亡くなった母親などなどに、どう責任を取るのでしょうか。

 

またアメリカの報道を、そのまま真に受ける日本のスポーツ紙やワイドショーもひどいですね。

 

馬鹿はテレビでしゃべるな!

 

 

 

 

 

そして、今回も、同じ轍を踏んでいるような・・・

AP通信によると、

同容疑者の元妻は、

 

元夫は事件当時アラバマ州に一緒にいたので、犯人とは思えない

 

と発言。

さらに、本日のUSA TODAYには、

 

For now, the only public evidence against John Mark Karr are his own 

words. And questions have already been raised about the details of 

his story, including whether he drugged the 6-year old girl,sexually 

assaulted her or was even in Colorado at the time of the slaying.

 

本人の発言だけで証拠はないとの記載。

 

 

 

 

とうてい信用できません。

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つぶやき④

2006/08/14 18:16

 

BOOKLOGというWeb2.0的サービスを発見!

http://booklog.jp/

 

早速、本棚作成しました♪

 

真知のお気に入り&ダメダメ本

http://booklog.jp/users/neuron

 

使いやすいし結構楽しそう。

これからは、レビューもできるだけつけてみたいと思います。

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アルコール依存症チェックテスト

2006/08/13 16:40

 

カルトシリーズは今日はちょっとお休み・・・・・・勝手にシリーズ化するな!(笑)

 

 


 

リービング・ラスベガス

★★★★☆ 

出演: ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー
監督: マイク・フィッギス

映画会社をクビになり、ラスベガスで酒を飲み続けて死のうとするアルコール依存者と娼婦の恋を描いたものです。

何とも切ない秀作です。

 

ニコラス・ケイジが、文字通り”浴びるほど”お酒を飲みまくります。

観ていると、

 

わたしも飲みたい♪

 

 

 

 

 

さて、医療の現場でよく使われるアルコール依存症の簡易チェックテストがあります。

 

CAGE

 

C

1. Have you ever felt you should Cut Down on your drinking?
あなたは今までに、自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか?

 

A

2. Have people Annoyed you be criticizing or complaining about your drinking?
あなたは今までに、周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがありますか?

 

G

3. Have you ever felt bad or Guilty about your drinking?
あなたは今までに、自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感をもったことがありますか?

 

E

4. Have you ever had drink in the morning (Eye Openerto steady your nerves or to get rid of hangover?
あなたは今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?

 

これに、2項目以上当てはまるとアルコール依存症ということになっています。

 

でも、

 

これって厳しくないーーーー???

 

"Have you ever?あなたは今までに"だったら、すぐ当てはまってしまいそうな・・・

てか、

 

わたし、全部当てはまってます

 

 

 

 

でも、知らん顔して、患者さんには「アルコール依存症が疑われますね。断酒が望まれます。」とか言ってます♪

何か、信憑性ない・・・・・・笑

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なぜ人々はカルトにハマるのか?④宗教と脳(その1)

2006/08/12 17:58

 


 

今回は、わたしの専門でもある神経科学からの観点で、少し触れてみたいと思います。

カルトと直接関係するというわけではないのですが、

いずれは、収斂していく・・・・・・はず(笑)

 

 

近年になり、宗教の正体についても脳による説明が可能になりつつあります。

 

 

まず、神経心理学的知見から、

 

側頭葉てんかんと宗教体験

 

の関連が指摘されています。

 

側頭葉とは、脳の左右の側面に位置する部分で、ここに発作焦点を持つてんかんを、側頭葉てんかんと言います。

てんかんの一種でありながら、一般のひとが想像する意識消失や痙攣発作などは普通現れません

解剖学的に非常に複雑な構造をしているため、その発作の症状も実に多様ですが、幻覚など精神病様症状を呈することがしばしばあります。

 

 

で、この側頭葉てんかんに罹っていたことが疑われる著名人が歴史上、多数います。

まずは、画家の、

 

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

 

自分の耳を切り落としたことでよく知られていますが、これは「友人を殺せ」という声から逃れたかったから行ったと言われています。

ときおり、復活したキリストのような神秘的な幻覚を見たこともあり、若い頃プロテスタントの伝道師になりました。

ぼろを身にまとい、食事を拒むことで自らを罰するような行動をとることもありました。

 

次に、

 

ドストエフスキー

 

28歳のとき、空想的社会主義に関連したとのことでシベリアに流刑されましたが、これは持病てんかんの悪化だったとされています。

ドストエフスキーは、てんかん発作の体験によってむしろ、研ぎ澄まされた芸術的才能を発揮しえたと言えるでしょう。

作品の中には、てんかんをもつ人物を登場させているのが結構多くみられます。

 

例えば、「罪と罰」の主人公ラスコーリニコフ・・・長文ですが引用します

 

神経性のふるえが熱病の発作のようなものにかわった。彼は悪寒さえも感じた。この炎天下に彼は寒気がした。彼は内からの声のようなものにせっつかれて、ほとんど無意識に行きあうものすべてに無理にひとみをこらして、なんとか気をまぎらわそうと骨折ってみたが、さっぱりその甲斐がなかった、そしてたえずもの思いにおちた。ぎくっとして、顔をあげ、あたりを見渡すと、とたんに、いま何を考えていたのか、そしてどこをとおっていたのかをさえ、忘れているのだった。彼が家にもどったのは日暮れ近かった、だから六時間ほどもぶらぶら歩き回っていたわけだ。どこをどう通って帰ったのか、彼はぜんぜんおぼえていなかった。彼は服をぬぐと、せめぬかれた馬のようにがくがくふるえながら、ソファの上に横になり、外套をひっかぶると、そのまま意識を失ってしまった・・・・・彼は、しかし、病気の間中ずうっと失神状態が続いていたわけではなかった。それは熱病の状態で、幻覚にうなされたり、なかば意識がもどりかけたこともあった。

 

 

その他の側頭葉てんかんだったと見られる著名人としては、

 

ルイス・キャロルソクラテス、ピタゴラス、ニュートン、アレキサンダー大王、南方熊楠などなど・・・

 

これらの人たちは、作品や思想がてんかんの影響を受けた可能性があると指摘されています。

 

側頭葉てんかんに伴う症状には、信仰とのからみで興味深い側面があります。

それは、しばしば

 

発作時に宗教体験をする

 

また、

 

発作間欠期に非常に信心深くなる

 

このようなことから、正常に機能している脳においても

 

宗教には器質的な原因がありそう♪

 

ですね。

 

 

さらに!

 

何人かの宗教指導者は側頭葉てんかんであった

 

と言われています。

 

まず、聖書に登場する、

 

パウロ

 

マラリアにかかり、そのせいで高熱が出て脳が損傷し、側頭葉てんかんになったのではないかと推測されています。

しばしば強い光を見て地面に倒れ、イエスの幻覚を見たと言われています。

 

また、イスラム教創始者である、

 

ムハンマド

 

神の啓示を受けるときには、しばしば幻視や幻聴、感情の変容などてんかん発作の症状を伴ったとされています。

 

その他の宗教家としては、

 

モーセ、仏陀、ジャンヌ・ダルク、聖テレサなどなど・・・

 

 

さて、偉大な宗教家がてんかん発作に影響されたものだとしたら

 

宗教なんてつまんないなぁ

 

と思われるかも知れませんね。

 

でも、私は無宗教ですが、一応弁護しておくと、

 

宗教体験の基盤が脳にあるとしても、神が実在するのかどうかとは全く別問題♪

 

ではないでしょうか。

難しいですが。

 

 

 

 

なかなか進みません(苦笑)

まあのんびり楽しんでやります♪

ということで、

 

宗教と脳(その2)につづく・・・

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なぜ人々はカルトにハマるのか?③大学闘争とカルト

2006/08/11 17:50

 

なかなか、本題に入りませんが、

少しずつ近づいてはいる・・・・・・はずです(笑)

 

 

さて、

 

大学闘争とカルトには深い関係がある

 

ということが、意外かも知れませんが、社会心理学的にしばしば指摘されています。

このことについて考えてみたいと思います。

 

そもそも、わたしは、最初のブログで、カルト

 

ある人物や組織の教えを絶対的真理とみなし、その真理を実現する過程で、反社会的行為を行う集団

 

と定義しました。

これって、

 

中核派も革マル派もそのまんま当てはまる♪

 

でも、これをカルトと呼んではおかしいですね。

そうなると、反民主主義勢力などはすべてカルトになってしまいます。

しかし、この二つの間に何らかの類似性があることはご理解いただけると思います。

 

 

さて、この二つの間の関係を探るには、歴史を振り返る必要があります。

 

太平洋戦争に負けた日本は、1960年代、未曾有の高度経済成長を遂げました。

しかし、それに伴い、公害、管理社会化、ヴェトナム反戦など、様々な問題が影を落としていました。

 

全共闘に参加した学生は、これらの問題をラディカルに受け止め、戦闘的・挑発的に解決を求めました。

 

理想社会の実現のために社会変革を熱望する

 

この姿もある面、カルトによく似ていますね。

 

さらに興味深いことは、

 

紛争の重要な担い手はエリート学生であった

 

カルトに入信する学生に、高学歴の者が多いのと、また類似性が見られます。



 

この「正義の闘争」も、1969年1月19日の

 

東大安田講堂の陥落

 

で、急速に終焉に向かいます。 

これは、社会心理的にも、


大きな転機!

 

社会改革という客観的展望を失い、1970年代以降、若者たちの志向は主観的なものへと移行していきます。

神秘体験や霊の存在などへ、急速に関心が向けられるようになっていったわけです。

 

自分探し♪

 

などもそのひとつですね。

 

もう、想像がおつきでしょうが、この頃から、麻原彰晃のオウム真理教、大川隆法の幸福の科学などを始めとして、日本社会に

 

カルトが大発生!

 

 

 

というようなことで、

 

学生闘争の方々が今の時代に生きていたら、カルトの一員となっていた?!??



 


 
 

元闘士の方々など、怒らないでくださいね。

あくまでひとつの考え方です♪

 

明日につづく・・・

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なぜ人々はカルトにハマるのか?②魔女狩りと精神医学

2006/08/10 17:32

 

 

なかなか本題に入れません・・・(苦笑)

内容が専門的になりすぎて脱線しまくってますが、

 

魔女狩り!

 

から連想が止まらなくなってしまい・・・

 

 

 

精神科医の間でも、意外に知られていませんが、

 

魔女狩りの終焉と近代精神医学の成立

 

には深い関係があります。

 

前回のブログで指摘したように、魔女狩りによって、少なくとも数十万人、多く見積もって1000万人近くの人々が火刑台にのぼったと推定されています。

 

容易に想像がつくでしょうが、3-4世紀に及んだ魔女狩りは、

 

精神病者狩り

 

から始まりました。

そこから、次第に、ありとあらゆる人間を対象にするように広がっていったわけです。

 

ここで留意しておくべき点は、この迷信と残虐の魔女狩り現象は、

 

合理主義とヒューマニズムに満ちあふれたルネサンス最盛期に行われた

 

また、これを牽引した人々が、無知蒙昧な町民百姓などではなく、

 

法王・国王・貴族、一流の学者・裁判官・文化人であった

 

ということです。実に皮肉ですね。

 

人間の理性の矛盾

 

を感じずにはいられません。

 

 

さて、この魔女狩りですが、市民階級が経済的主導権を握るのと平行して終息に向かい、

 

産業革命とフランス革命

 

を境に決定的に廃絶されました。

 


 

上の絵は、近代精神医学の創始者と目されているネルが、フランス革命時代に、

 

鎖につながれていた精神障害者を解放

 

新しい時代を画する象徴的な行動として取り上げられ、精神医学の教科書などの最初をしばしば飾っています。

これまで魔女として扱われていたものが、

 

精神病者も人間として処遇するべきである

 

という当たり前のことが発見されたのです。

そして、これを境に、精神疾患が、精密な臨床観察や病理解剖・統計学などの手法を用いて、急速に記述され認識されるようになりました。

 

 

さて、最後に付記すべきことは、この時代になって初めて、

 

正常/異常という対観念が発生した

 

それまでは、どれだけ神に近いか、ということだけが問題だったのですね。

 

しかし、この観念の発生自体も、現代哲学者ミシェル・フーコーなどを筆頭に、今や「狂気の排除」であるとして批判の対象にもなっています。

実に複雑ですね。

 

 

 

明日に続きます・・・笑

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なぜ人々はカルトにハマるのか?

2006/08/09 17:50

 

 

こんな、見るからに怪しそうな新興宗教にどうして数多くの人々がハマるのか、にわかには信じられない面があります。

しかし、精神医学的観点からするとそれほど不思議でもありません。

 

まず、カルトとはいったい何かということですが、(種々の意見がありますが)ここでは、

 

ある人物や組織の教えを絶対的真理とみなし、その真理を実現する過程で、反社会的行為を行う集団

 

と定義した上で話を進めたいと思います。

 

 

さて、あまり宗教が深く浸透していない日本社会においては、

 

人を救うべく作られた宗教が人々に危害を加えるなどということはあり得ない

 

というような漠然とした印象を持たれている様な気がします。

しかし、こうした意識は、世界的にはむしろ特殊です。

それは、世界の歴史のなかで繰り返されてきた、数々の

 

宗教戦争

 

を振り返れば明らかです。

米ソの冷戦は、しばしば指摘されるように、キリスト教と無神論の衝突であったし、

イラク戦争キリスト教とイスラム教の、レバノン紛争ユダヤ教とイスラム教の宗教戦争という側面をもちます。

 

さらに、”ちゃんとした”宗教であるキリスト教内部においても、

 

魔女狩り

 

によって、ある資料によると、1000万人近い人々が魔女裁判によって処刑されたと報告されています。

明らかに理不尽かつ許しがたい行動にしか映りませんが、歴史的には、宗教内部において人々が精神的に不安定になり、権力者が強い力を持ったとき、いとも簡単に

 

大量虐殺

 

などは行われうることを示しています。

というようなことで、

 

われわれが摂理を攻撃するのも同じようなもん♪

 

などと、相対化して終わってしまうこともできなくもない???

 

 

 

本題に入る前にすっかり長くなってしまったので、挑発的な文章(あ、わたしが実際そう思っているわけではないので勘違いなさらないでくださいね)ですが、一旦切ります。

 

続きは明日かな?

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保存

2006/08/07 23:19

 

自分用の保存です。

 

試合を見たわけでもないのですが、この映像が何となく印象深かったので。

 

たかじんのそこまで言って委員会ビデオ

PART1
http://www.youtube.com/watch?v=UdDNlPbqYaA
PART2
http://www.youtube.com/watch?v=tGFgBzc7ZDk

亀田の父対やくみつる

http://www.youtube.com/watch?v=ly2-qjCWLZ0

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つぶやき③

2006/08/06 20:26

 

今日、友人とランチをしに出かけましたが、、、

 

暑いーーーーーー!!!


太陽ぎらぎら


37℃・・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


さながら、極熱地獄かっっっ゛゛

 

 


 

家に帰ってエアコンつけてやっと涼涼♪

 

 

カキ氷も美味しそ。

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高齢者虐待の問題はますます深刻化している

2006/08/05 20:15

 

児童虐待と比較して、高齢者虐待はあまり取り上げられませんが、高齢者人口が増加するに従って、ますます増加を辿っていることが指摘されています。

 

だいぶ前ですが、特別養護老人ホームの嘱託医をしていたことがありました。

ある時、看護師から認知症が進行していて「暴言・暴力がひどい」方がいるとの相談を受け診察をしました。

部屋を訪れて診てみると、別の問題が。。。

 

数々のアザらしき痕

 

「これどうしたんですか?」と尋ねると、その看護師は「どうしたんでしょうね、転んだのかしら。前からですよ。」

 

はぁ??転倒した位でこんな傷だらけになりません!・・・怒

 

すぐ施設長に会い、虐待が疑われること、傷の数からして日常的に行われている可能性もあるためすぐに職員について調べる必要があること、などを話しました。場合によっては保健所などへの通報も要することを述べました。

慌てたのか迅速に対処はしてくれて、傷は速やかに軽快しましたが、事の詳細な成り行きは、こちらから尋ねても教えてもらえませんでした。

 

それでも、他のドクターなどに聞いてみると、きっちり対応してくれるだけこの施設はまだ良いほうのようです。

 

そこの施設では、100人くらいの入所者に対し、精神科は月2回数時間の診察があるだけで、何か問題が上がってこなければ、個々人には年1,2回程度の診察しかできません。

こちらが最大限の注意を払っても、他に見逃している可能性が完全にないとは言えません。

 

 

しかし!

もっともっと潜在的で問題なのは、

 

家庭内虐待

 

介護者もまた高齢者である”老老介護”などであるとなお更ですが、出口の見えない高齢者介護はストレスが大きく、介護疲れから高齢者虐待を生むと言われています。

ある調査によると、介護疲れの果てに

 

承諾殺人が月に1件起きている

 

 

こうした背景を受け、今年4月に

 

高齢者虐待防止法が施行

 

やっと、自宅・施設などへの立ち入り調査等について法律が動き始めました。

しかし、法律ができただけですぐに虐待がなくなるというわけではないので、今後に様々な課題を残しています。

 

 

 

家族の崩壊が叫ばれる現代、身近な問題としてもっと考えていく必要がありそうですね。

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